ドキュメンタリーRick Sebak『American Fast Food Stories』

アメリカのホットドック店を紹介したドキュメンタリーです。アメリカ各地で取材しており、いろんな人が喋っておりますのでヒアリングの教材にはぴったりです。1999年に制作されています。レポーターが食べ歩くのではなく、それぞれのお店をそのお客さん、店員さん、そしてホットドックを店の歴史も交えて紹介していきます。制作・執筆・ナレーションはRick Sebak氏が一人で行っております。独特の編集で声も良くて何度見ても飽きません。Rick Sebak氏は米国では有名な人らしく、Wikipediaにも紹介されています。

筆者はアメリカに行ってもホットドックを食べることはほとんどありませんが、このドキュメンタリーを見ていると試してみたくなります。また、アメリカの大切な食文化の一つであることが理解できます。ところで、日本にハンバーガーを食べる習慣は浸透しましたが、ホットドックは今一つです。この番組を見ておりますと、日本の食産業にはまだまだ伸びる余地があるように思います。