ペーパーバック『Zlata’s Diary(ズラタの日記)』

Sarajevo(サラエボ)のAnne Frank(アンネ・フランク)と呼ばれていたZlata Filipović(ズラータ・フィリポビッチ)さんが戦時下で書いた日記(『Zlata’s Diary』)です。1992年から1995年まで続いたBosnian War(ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争)ですが、Zlataさんはボスニア・ヘルツェゴビナの首都Sarajevoに住んでおりました。この日記は彼女が10歳の時から二年間つけており、アンネ同様に子供の目から見た戦争の様子が綴られております。

この本を買うまでも何冊か洋書には挑戦していたのですがどれも挫折して最後まで読み通すことができずにいました。そこで「子供の文書なら読めるだろう」と考えて手に取ったのが本書です。実際は知らない単語(unknown words)が沢山あり苦労しましたが、ページ数が200程度と短いこともありなんとか読み通すことができました。これで自信を付けて、その後はDanielle Steel(ダニエル・スティール)にハマり、Sidney Sheldon(シドニィ・シェルダン)、Jeffrey Archer(ジェフリー・アーチャー)、Patricia Cornwell(パトリシア・コーンウェル)、Nelson DeMille(ネルソン・デミル)とステップアップしていきました。

パトリシア・コーンウェルのScarpetta series(検屍官ケイ・スカーペッタ)には随分とハマりました。登場人物のPete Marino(マリノ)とLucy Farinelli(ルーシー)が良かったです。ルーシーのキャラクターはThe Girl with the Dragon Tattoo(ドラゴン・タトゥーの女)のLisbeth Salander(サランダー)に似ています。

Zlataさんも今は40歳です。パリに渡り、University of Oxford(オックスフォード大学)を卒業されたようですが、その後はどうされているのでしょうか。