ペーパーバック『Star Trek Movie Memories』

Star Trek(スタートレック)シリーズのKirk(カーク)船長役を務めたWilliam Shatner(ウィリアム・シャトナー)氏が書いたノンフィクション(『Star Trek Movie Memories』)です。主に同シリーズの映画製作にまつわる様々な裏話を綴っております。印象的だったのは、当初このドラマは人気がなかったのですが、1969年(昭和44年)のアポロ11号の月面着陸で人々が宇宙を意識し始めたことから急に視聴率が伸びたことと、製作スタッフ同士で意見が合わずに、メンバーが何度も飛び出したり戻ったりしたことです。Hollywood(ハリウッド)の看板映画と言われておりましたが、裏方は一枚岩ではなく苦労しながら製作しております。

この本はとても読み難くて随分と難儀しました。会話がほどんどなくて、語りかけの口調で最後まで続きます。読み通すにはかなりの根気が必要です。Star Trek(スタートレック)が大好きな方にお勧めします。