参考書『出る順で最短合格! 英検1級単熟語 ジャパンタイムズ』

英検一級の語彙(ごい)力対策の参考書(『出る順で最短合格! 英検1級単熟語 ジャパンタイムズ』)です。旺文社の『でる順パス単』の方が有名なようですが、特に調べもせずに書店で購入したのがこのジャパンタイムズ版でしたので、これを使って勉強しました。今はアプリ版の『でる順パス単』も出回っております。本だと色々と書き込めますので紙媒体の方が好きです。全1,680語句です。CDの音声も付いております。しかし、音声を聞きながら本を眺めていますとだんだんと眠くなりますので長続きしません。気になる発音だけiPhoneの辞書(WISDOM)で確認しました。ほとんどの単語は発音記号だけで十分でした。サイズは135mm x 184mm x 15mmと小さくかさばりません。

単語の覚え方ですが、学生時分は「書いて覚える」という教えを守って英単語もペンダコができるほど書いてました。しかし英検一級レベルの単語はその数が多くて時間がかかり、反復どころか一回転もできない状態で諦めました。また、金属リングに通した単語帳(WORD CARDS)を作ったりしました。これは単語帳を製作するだけで満足して、その後の学習に使いませんでしたのでお金と時間の無駄でした。変わったところでは、女優の田中美佐子さんが出演した映画で彼女が演じる主人公がストップウォッチで時間を測りながら集中して覚えるシーンがありました。これを真似て試したのですが疲れるだけでした。

覚えるのが苦痛で、また覚えたと思っても直ぐに忘れてしまうことより、何か効率化を求めてこのようにドラえもんの「暗記パン」のような手法を探したり、作ろうとした訳です。しかし、そのような物は見つかりませんでした。

まずはこの参考書を軽く最後まで眺めました。二回転目も同様に軽く眺めました。この時は「覚えよう!」と力(りき)みませんでした。覚えようとしますと苦痛になり継続できません。何度も見返しているうちに頭に入ってきました。「一日に10個ずつ覚えよう!」というような学習方法では三日坊主で終わります。DIY工作で薄い色を塗り重ねて濃くするように、繰り返して読み返すうちに脳に定着します。

追記:その後、付属音声CDをAudipoアプリで聞くと効果的なことがわかりました。これについては別のブログ(『出る順で最短合格! 英検1級単熟語 ジャパンタイムズ』をAudipoで聞く)に記載しております。