新聞Bloomberg『Japan Minister Says Higher ‘Cultural Standard’ Helped Beat Virus』

麻生太郎財務相が日本のコロナ死者少ないのは「民度が違うから」と発言して騒動になりました。この民度という言葉には馴染みがありませんでした。さすがに麻生氏、ボキャブラリが豊富です。さて、この「民度」をどう英語に訳すのかと考えておりましたところ、今回の記事(『Japan Minister Says Higher ‘Cultural Standard’ Helped Beat Virus』)が見つかりました。ここでは「Cultural Standard」と訳されております。民度を角川の漢和中辞典で調べますと、「人民の知識・貧富の程度」と記載されております。民(たみ)は一般の人ですので、民度は「一般人の知識レベル」と理解できます。これを「Cultural Standard」と英訳しますと、この言葉の含むトゲの部分がオブラートに包まれてしまします。むしろ「standard of knowledge」か「educational standards」の方がいいと思われます。如何でしょうか?