ペーパーバック『Travels』

Michael Crichtonはハーバード大学で文学と医学を修めた秀才です。ほとんどの作品がSFですが、このTravelsはエッセーです。ハーバード大学の研修医時代の逸話から、Kilimanjaro登山、ロサンジェルスやバンコクでの奇妙な体験など様々なテーマがあり楽しめます。何度か読み返しており捨てられない本の一冊です。

ところで、このエッセーには「スプーン曲げ」の話があります。ここではMichael Crichtonが米国で開催されたスプーン曲げの集いに参加して「実際にスプーンを曲げることができた」と記載しております。スプーン曲げと聞きますとユリ・ゲラー(Uri Geller)を思い出します。ユリ・ゲラーは日本のテレビ番組にも出演して当時はちょっとした超能力ブームでした。