映画『12 Angry Men (1957)』

1957年に公開されたアメリカ映画です。これを見ますと陪審員制についてよく理解できます。約30年前、日本で陪審員制の導入が検討されている時にテレビニュースで紹介されておりました。特撮も何もない単純なセットのみで撮影された映画ですが、見応えは充分にあります。単独で被告の無罪を支持した陪審員8番の役はHenry Fondaが演じております。まったく素晴らしい演技です。

映画のセリフで出てきます「L train」はNew Yorkの地下鉄です。高架を走る地下鉄なのでChicagoが舞台かと思っていたのですが、New Yorkで起きた殺人事件の裁判でした。給水装置についている円錐形の紙コップやトイレのロールタオル、壁掛け扇風機などのアイテムも懐かしく楽しませてくれます。

「何度見ても飽きず」「セリフが主体」「早口」と、英語の教材にも最適だと思います。

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