映画『Leave Her to Heaven』聞き取れない英語

何年勉強しても聞き取りには苦労します。映画やドラマを見ておりますと聞き取れない部分が多々ございます。大体は知らない地名や人名、日本にない料理名、宗教に関する用語、などです。若い女性の言葉も難しいです。昔、「Clarissa Explains It All」というドラマがありまして、これに登場するMelissa Joan Hartが演じるClarissa Darlingの機関銃のような英語を聞いて訓練したことがあります。

ところで、難しい単語は別にしまして何度聞いても単なる「But I do」が聞き取れないことがありました。これは、1945年に公開されました『Leave Her to Heaven(哀愁の湖)』という映画で主演女優のGene Tierney(ジーン・ティアニー)が演じますEllen Berent Harlandが列車の中で相手役のCornel Wilde(コーネル・ワイルド)に対して言ったセリフです。この「But I do」が「ブラッデュー」にしか聞こえず、 ここで詰まって先のセリフも聞き取れなくなってしまうのです。あとで気付いたのですが、聞き取りも文章を読むときと同じように言葉の流れを追いながら理解していかないとダメなようです。子供が自転車の運転を覚える時に例えますと、足元に気を取られると何時迄も補助輪が外せないのと同じです。前を見て勢いで進む感覚が大切です。

話は変わりますが、この『Leave Her to Heaven』はとても良い映画です。よろしければ一度ご覧ください。