新聞BBC『Japan’s deadly poisonous delicacy』

奄美大島で伝統的に伝わります蘇鉄(ソテツ)から採るデンプン料理について取材(『Japan’s deadly poisonous delicacy』)しております。筆者は知りませんでしたが、蘇鉄にはcycads(サイカシン)と呼ばれる猛毒があり、この毒抜きをしないと大変な中毒症状に陥るそうです。奄美大島では歴史・地理的に食料事情が良くなく、このような危険な物も食べるようになったと記しております。興味深いのは、蘇轍は原始的な植物で恐竜の時代から潜在しており、恐竜も蘇轍を食べていたそうです。この伝統的かつ特異な食材ですが、デンプンに加工するまでの作業が複雑で、その方法を知っている人も少なくなっております。若い人が都会に出ており、この伝えを残す世代がいないようです。

日本人も知らないような特殊な食文化をこのように温かく世界の人々に伝えてもらえるのはありがたいと思います。