新聞WJ『Capitalism Draws Fire, Despite Strong Global Economy』

今年の景気は期待できないとする話をよく聞きます。日本だけかと考えておりましたが他国でも同じく近い将来に対して悲観的に感じる人が多いようです。この記事(『Capitalism Draws Fire, Despite Strong Global Economy』)では今後5年間で家庭経済が良くなると考えるかどうかのアンケート結果を公表しております。この結果、アメリカ、日本、フランス、香港など先進国を含むの人々の多くが「良くならない」と答えております。逆に「良くなる」と答えた人が多いのはインド、サウジアラビア、メキシコなどの新興国でした。さらに、収入の不平等拡大やロボット自動化による職の喪失、自然環境対策などが資本主義や民主主義そのものに対する不信感に導いているとしております。

雇用率も株式市場も順調に上昇しているなかで社会制度に対して信用を失っていることより、調査会社では「The great trust paradox(信用の大きな矛盾)」だと述べております。