新聞BBC『Why Japan celebrates Christmas with KFC』

クリスマスに人気のケンタッキーフライドチキンについての記事(『Why Japan celebrates Christmas with KFC』)です。イブの日は日本全国でどこの店舗も大変な混みようです。数時間ならんでも売り切れてしまい買えないほどです。もう何年もの間、Xmasの日本で見られます普通の光景です。しかし、宗教的にクリスマスを祝う習慣のあります欧米人から見ますと奇妙に写るらしく、それを彼らの視点で温かく説明しています。

向こうではクリスマスは特別の日です。日本の正月元旦に相当します。その特別の日に日常食べている鶏肉の唐揚げ、しかもそれをファーストフードで買ってきて食べるのは考えられないそうです。確かに、例えばアメリカ人が正月元旦にコンビニ弁当を買いに押し寄せ、皆がそのお弁当をお節料理にして正月を祝っていれば、その光景は日本人にとても奇妙に写るでしょう。

似た話はお隣の韓国にもあります。向こうではSPAM(スパム)が高級品として考えられており、贈り物にまで使うそうです。スパムは寄せ肉の缶詰です。一説によりますとSPAMはSpare Parts Animal Meatの略だそうです。そういう缶詰なのですが、今の韓国では朝鮮戦争時はとても窮しており、その時代にアメリカ兵が美味しそうに食べていたことから「高級品」のイメージが付きました。それが今も続いているそうです。

ところで、Xmasのケンタッキーはいつまで続くのでしょうか。もうそろそろ競合が登場しても良いと思います。例のお店の行列で暴行事件まで発生しました絶品とまで言われております米国で大人気の「Popeye’s Louisiana Kitchen」などどうでしょうか?